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松ぼっくりの「かさ」の開閉

今の時期、松ぼっくりが落ちているのを

よく見かけるよね。

 

朝のうちは「かさ」が閉じて、見た目も小さく見える

松ぼっくりが、昼頃通りかかると「かさ」を一杯に

開いている。

 

 

 

たとえば、これ。

 

今朝見たときは閉じていた「かさ」が、

matubokkuri1-280.jpg

 

昼過ぎに通りかかると、思いっきり開いている。

matubokkuri3-280.jpg

 

 

何故なんだろう?

 

そう、2人で話したんだよね。

 

 

 

『日の光が当たると開くのかな?』

『気温が上がると開くのかな?』

 

なんて言いながら、帰ってきたんだよね。

 

そして、2人で調べてみたよね。

 

 

 

で、分かったことは、

【松ぼっくりのかさは、湿度によって開閉する】

ということだった。

 

湿気が多いと松ぼっくりの「かさ」は閉じ、

湿度が低ければ開く。

 

 

 

このことを知ったとき、ママ、

『なるほどな~!』

って思ったの。

 

松ぼっくりは、子孫を増やすための【種】を

一番いいタイミングで飛ばす仕組みをきちんと

備えているんだなと、すぐに分かったから。

 

 

 

ほら、あなたも見たでしょう? 松の種。

 

種には薄い羽根がついていて、種は、

その羽根の根元にくっついてるよね。

 

で、この羽根は松ぼっくりの「かさ」の間に

上下を挟まれる形でくっついてる。

 

「かさ」の一枚につき羽根つきの種が2つずつ。

 

開いた松ぼっくりの写真で、各かさの裏側の色が

濃くなってるでしょう?

matubokkuri3-280.jpg

あの裏側の濃くなっている部分と、

「かさ」の表側の部分とで羽根をはさむ形で

種がついてるの。

 

はさみ方は、裏側と表側で種を1つずつずらした形。

 

丁度、こんな感じです。

 

      (上のかさ)

      ====

   種  種  種  種

  ====  ====

 (下のかさ①)(下のかさ②)

 

 

 

さて、太陽が照って湿度が下がり、「かさ」が開きはじめると、

「かさ」が開くにつれて、「かさ」の間に挟まれていた

羽根が外に顔を出す。

 

そして、風に乗って羽根は舞い、松ぼっくりを離れて

種をくっつけて地面にヒラヒラと落ちていく。

 

このタイミングが、まさに、天気のいい、湿度の低いときに

起こるってことなのよ。

 

 

 

タンポポの綿毛でもそうだけど、一般的に

植物は、多くの子孫を残すために、

 

種をできるだけたくさん作ること と、

 

自分と生存競争をしないですむように、

1つ1つの種をできるだけバラバラかつ遠くに飛ばすこと

 

の【2つ】をしているよね?

 

 

 

松の場合もそうだと考えてみたら、どうかしら。

 

種が軽やかに飛ぶには、雨の日や曇りの日のような

湿度の多いときじゃなくて、晴れてカラッとした天気の

ときの方が都合いいよね。

 

 

 

だから、カラッとした日に松かさが開く。

 

だから、カラッとした日に種が羽根をつけて飛び立っていく。

 

 

 

自然の仕組みには、本当に驚かされる。

 

あなたの足元に生えてる草の1本、1本も

すべてが自然の作り出した素晴らしい芸術品であり、

私達と同じ【生き物】なんだよね。

 

大切にしていこうね。

 

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